毛馬閘門

毛馬閘門
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

洗堰の西に続き、船舶の通行をさせるための施設です。閘門は閘室の前後に各1か所あって扉が開閉され、閘室は長さ150m、幅6mにおよび、毎日平均200~300隻の船が通ります。通船の最大限度は、長さ27mあまり、幅4.5m、吃水3mです。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
毛馬閘門
かな
けまこうもん
種別
見所・観光
状態
現存しない
備考
昭和50年(1975年)新閘門ができたことで役目を終えました。淀川河川公園に保存されていて見ることができます。

日本案内記原文

洗堰の西に續き、船舶の通行を便ならしめる所である。閘門は閘室の前後に各一ケ所あつて扉が開閉され、閘室は長さ一五〇米、幅六米に及び、每日平均通船數二百隻乃至三百隻である。通船の最大限度は、長さ二七米餘、幅四米半、吃水三米である。

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