陸軍造兵廠大阪工廠
陸軍造兵廠大阪工廠
昭和初期のガイド文
市電森の宮下車、杉山町にあり、大阪城の東に接しています。前身を造兵司といい明治3年(1889年)の創設です。大砲、弾丸、車輛等を製造しています。大阪市東部の発達にはこの工廠が大きく寄与しています。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 陸軍造兵廠大阪工廠
- かな
- りくぐんぞうへいしょうおおさかこうしょう
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存しない
- 備考
- 大阪城の東側、現在の大阪城ホールのあたりを中心とする広い敷地でした。昭和20年(1945年)の爆撃で破壊され閉鎖となっています。
日本案内記原文
市電森の宮下車、杉山町にあり、大阪城の東に接する。前身を造兵司と云ひ明治三年の創設である。大砲、彈丸、車輛等を製造する。大阪市東部の發達はこの工廠に負ふ所が多い。