水戸徳川家墓所
水戶藩主累代墓(瑞龍山)
昭和初期のガイド文
常陸太田駅の北約8km、瑞竜山にあり、初代以下第12代に至る藩主の墳域が山中ところどころに散在しています。墓はいずれも儒葬の礼により同一の形式をもち、遺骸の埋葬された上に塚を築き、その前には亀形の墓石を置き、その上に墓碑が建てられています。なお山中に光圀の賓師であった明人朱之瑜の墓があります。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 水戸徳川家墓所
- かな
- みととくがわけぼしょ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 茨城県常陸太田市瑞龍町2092
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の北約八粁、瑞龍山にあり、初代以下第十二代に至る藩主の墳域が山中所々に散在して居る。墓は何れも儒葬の禮により同一の形式を有し、遺骸の埋葬されたる上に塚を築き、その前には龜形の墓石を置き、その上に墓碑が建てられて居る。尙山中に光圀の賓師であつた明人朱之瑜の墓がある。