舞鶴城公園
舞鶴公園
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
甲府駅の東南に接し、城跡内にあります。園内にオベリスク型の謝恩塔が高くそびえています。これは山梨県の治山、治水の聖旨をもって30万町歩の帝室林野を下賜された聖恩奉謝の意を表するため、大正12年（1923年）に建てたもので総高30m、園内の稲荷曲輪に公会堂、機山館があり、二の丸址には武徳殿、図書館などがあります。園内は桜が多く、桜の名所として花の時期には大いに賑わいます。
※底本：『日本案内記 関東篇（初版）』昭和5年（1930年）発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 舞鶴城公園
- かな
- まいづるじょうこうえん
- 種別
見所・観光- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 山梨県甲府市丸の内1-5-4
- 参照
- 参考サイト（外部リンク）
日本案内記原文
驛の東南に接し、城址內にある。園內にオベリスク型の謝恩塔が高く聳えて居る。これは山梨縣の治山、治水の聖旨を以て三十萬町步の帝室林野を下賜せられた聖恩奉謝の意を表するため、大正十二年に建てたもので總高三〇米、園內の稻荷曲輪に公會堂、機山館があり、二の丸址には武德殿、圖書館などがある。園內櫻樹多く、櫻の名所として花時大に賑ふ。