八王子城跡

八王子城址
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

浅川駅の西北約5km、元八王子村の恩方村の境にあります。西に小仏の嶮を扼した要害の地です。室町時代の永禄年間(1558~1570年)に北条氏照が築造した城ですが、安土桃山時代の天正18年(1590年)6月に豊臣方に攻め落され以来廃城となり、現在本丸、小宮曲輪などの跡が残っています。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
八王子城跡
かな
はちおうじじょうせき
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
東京都八王子市元八王子町3-2664ー2
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

驛の西北約五粁、元八王子村の恩方村の境にあり。西に小佛の嶮を扼した要害の地である。永祿年閒に北條氏照が築造した城であるが、天正十八年六月に豐臣方に攻め落され爾來廢城となり、今本丸、小宮曲輪などの址が殘つて居る。

八王子・大月のみどころ