三島神社
三島神社
昭和初期のガイド文
五日市鉄道五日市駅の西約3km、戸倉村城山の山腹にあり、大山祇神を祀っています。摂社多摩神社は安土桃山時代の慶長年間(1596~1615年)の堂舎作で、もと不動社と呼ばれていたものといい、内陣に大きい不動の古像を安置し、そのそばに大小の神像が10体あまりあります。不動の像はひどく破損していますが、形相奇古、鎌倉時代の作と見られます。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 三島神社
- かな
- みしまじんじゃ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 東京都あきる野市戸倉城山414
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
同五日市驛の西約三粁、戶倉村城山の山腹にあり、大山祇神を祀つて居る。攝社多摩神社は慶長年閒の堂舍作で、もと不動社と呼んだと云ひ、內陣に大きい不動の古像を安置し、その傍に大小の神像が十餘躰ある。不動の像は甚しく破損して居るが、形相奇古、鐮倉時代の作と見られる。