羽村堰
羽村堰
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
青梅鉄道羽村駅から西1kmあまり、もとの玉川上水の取入口であったところに、東京市上水道のため堅固な取入口を設け、平常時多摩川本流の水量が少ない際にも聚水できるよう、川を横切って長い堰堤が築かれています。取入口から流入した水は、一旦潴溜してからさらに暗渠を経て村山貯水場に導かれます。
※底本：『日本案内記 関東篇（初版）』昭和5年（1930年）発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 羽村堰
- かな
- はむらせき
- 種別
見所・観光- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 東京都羽村市羽
- 参照
- 参考サイト（外部リンク）
日本案内記原文
同羽村驛から西一粁餘、もとの玉川上水の取入口であつた處に、東京市上水道のため堅固な取入口を設け、平時多摩川本流の水量少き際にも聚水し得るやう、川を橫切つて長い堰堤が築かれて居る。取入口から流入した水は、一旦潴溜してから更に暗渠を經て村山貯水場に導かれる。