自玉手祭来酒解神社の神輿庫
酒解神社神輿庫[國寶]
昭和初期のガイド文
天王山上にあります。創立年代は明らかでありませんが、延喜式内の神社で、この神輿庫は鎌倉時代末期の建築になり、方一間簡単な校倉式宝庫です。この形式のものは非常にまれで、現存この種の最古の遺物である点において最も価値があり、内部には同じく鎌倉時代の作と思われる神輿が2基置いてあります。
※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 自玉手祭来酒解神社の神輿庫
- かな
- たまでよりまつりきたるさかとけじんじゃのしんよこ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 京都府乙訓郡大山崎町大山崎天王山46
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
天王山上にある。當社の創立年代は明かでないが、延喜式內の神社で、この神輿庫は鐮倉時代末期の建築にかゝり、方一閒簡單な校倉式寶庫である。この形式のものは頗る稀で、現存この種最古の遺物たる點に於て最も價値があり、內部には同じく鐮倉時代の作と思はれる神輿が二基置いてある。