不知火
不知火
昭和初期のガイド文
千灯籠とも記します。有明海の沿岸においては毎年8月朔日、節句の夜中頃、海面に出現し、単縦陣形を造り、その一角から光輝を放つと見るやたちまち数里の長さにおよび、消えるかと思えばたちまち光輝を発し、転々明滅自在、不思議な現象です。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 不知火
- かな
- しらぬい
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 熊本県
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
千燈籠とも記す。有明海の沿岸に於ては每年八月朔日、節句の夜中頃、海面に表現出沒し、單縱陣形を造り、その一角より光輝を放つと見るや忽ち數里の長きに及び、消えるかと思へば忽ち光輝を發し、轉々明滅自在、不思議な現象である。