弥勒寺
彌勒寺[天臺宗]
昭和初期のガイド文
余部駅の北6km、菅野村寺にあります。書写山の北2kmあまりの地にあたり、書写山の性空上人が開基した寺です。その本堂は康暦2年(1380年)赤松義則の再興になり、三間五面入母屋造本瓦葺で室町時代の遺建と認められ、国宝となっています。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 弥勒寺
- かな
- みろくじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 兵庫県姫路市夢前町寺1051
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
餘部驛の北六粁、菅野村寺にあり。書寫山の北二粁餘の地に當り、書寫山の性空上人が開基した寺である。その本堂は康曆二年赤松義則の再興に成り、三閒五面入母屋造本瓦葺で室町時代の遺建と認められ、國寶となつて居る。