軽井沢町
輕井澤町
昭和初期のガイド文
海抜942mに位置し、夏も冷涼で避暑地として名高く、別荘が多く、夏には外国人の避暑客も多いところです。旧軽井沢がその中心で、東の峠町には熊野神社見晴台があり、西に離山の秀峰があります。また沓掛の北には星野温泉、千ヶ滝遊園地があります。カラマツの林間に別荘が見え隠れして心地のよい景色です。旅館は油屋(新軽井沢)、丸本(同)、市田屋(同)、鶴屋(同)、万平ホテル(旧軽井沢)、軽井沢ホテル(同)、三笠ホテル(西山)、鶴屋(旧軽井沢)、要屋旅館(同)、グリーンホテル(千ヶ滝遊園地内、沓掛駅北2km)、環翠楼(同)
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 軽井沢町
- かな
- かるいざわまち
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
海拔九四二米に位し、夏季も冷涼で避暑地として名高く、別莊多く、夏季には外人の避暑客も多い。舊輕井澤がその中心で、東の峠町には熊野神社見晴臺があり、西に離山の秀峯がある。又沓掛の北には星野溫泉、千ケ瀧遊園地がある。落葉松の林閒に別莊が隱見して心地よい景色である。旅館 油屋(新輕井澤)丸本(同上)市田屋(同上)鶴屋(同上)萬平ホテル(舊輕井澤)輕井澤ホテル(同上)三笠ホテル(西山)鶴屋(舊輕井澤)要屋旅館(同上)グリーンホテル(千ケ瀧遊園地內沓掛驛北二粁)環翠樓(同上)