七輿山古墳
七輿山古墳
昭和初期のガイド文
上信電気鉄道山名駅の南約2.5km、新町駅の西約8km、美土里村七与山にあり、ともに自動車の便があります。大きな前方後円墳で、前方部は西面し、中軸の長さ145m、高さ前方部15m、後円部17mあります。もとその周囲をめぐっていた濠の一部分が残っています。上代における貴族の墳墓と考えられるもので指定の史蹟です。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 七輿山古墳
- かな
- ななこしやまこふん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 群馬県藤岡市上落合
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
同山名驛の南約二粁半、新町驛の西約八粁、美土里村七與山にあり、共に自動車の便がある。大なる瓢形の丘墳で、前方部西面し、中軸の長さ一四五米、高さ前方部一五米、後圓部一七米を算する。もとその周圍をめぐつて居た濠の一部分が殘つて居る。上代に於ける貴族の墳墓と見るべきもので指定の史蹟である。