橋立鍾乳洞
橋立觀音の鍾乳洞
昭和初期のガイド文
秩父鉄道影森駅の西南1.5km、武甲山の西麓にあり、石灰岩の洞窟です。観音堂の奥の院とされ、寺の後方石灰岩の絶壁の下部に開口しています。入口から梯子を下れば一大室があり、そこから下方に向かえば牛馬ヶ岩屋というものがあります。大室から長い梯子で上れば第二房に入り、それから斜めに登って出口に達します。洞内には鍾乳石、石筍、石柱などがあります。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 橋立鍾乳洞
- かな
- はしだてしょうにゅうどう
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 埼玉県秩父市上影森708
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
同影森驛の西南一粁半、武甲山の西麓にあり、石灰岩の洞窟である。觀音堂の奧の院と稱し、寺の後方石灰岩の絕壁の下部に開口して居る。入口から梯子を下れば一大室があり、それより下方に向へば牛馬ケ岩屋と云ふのがある。大室から長い梯子で上れば第二房に入り、それから斜に登つて出口に達する。洞內には鍾乳石、石筍、石柱などがある。