野上下郷石塔婆
樋口板碑
昭和初期のガイド文
秩父鉄道樋口駅の東北約0.5km、樋口村秩父街道の北側に立っています。緑泥片岩で高さ5m、幅1m、上部に釈迦如来の種子(梵字)および梵字の光明真言を刻し、その下に応安2年(1369年)供養のためにこの碑を建てた由来が刻書されていますが、磨損していて明らかでありません。現在史蹟に指定されています。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 野上下郷石塔婆
- かな
- のがみしもごういしとうば
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 埼玉県秩父郡長瀞町野上下郷
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
同樋口驛の東北約半粁、樋口村秩父街道の北側に立つて居る。綠泥片岩で高さ五米、幅一米、上部に釋迦如來の種子(梵字)及梵字の光明眞言を刻し、その下に應安二年供養のためにこの碑を建てた由來が刻書されて居るが、磨損して明かでない。今史蹟に指定されて居る。