水堂観音像
水堂觀音像[國寶]
昭和初期のガイド文
小田原急行電車線海老名国分駅の東約0.5km、海老名村国分清水寺にあります。木造で高さ約2.1mある千手観音の立像です。漆箔その他に後世修補のあとはありますが、その形相は雄大で、古い時代の雰囲気を残す鎌倉時代の優秀な作です。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 水堂観音像
- かな
- みずどうかんのんぞう
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 状態違うが見学可
- 備考
- 当時の清水寺の堂宇などは現在龍峰寺の管理となっています。
- 住所
- 神奈川県海老名市国分北2-13-40
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
同海老名國分驛の東約半粁、海老名村國分淸水寺にある。木造、高さ約二米一(七尺)千手觀音の立像である。漆箔その他に後世修補のあとはあるが、その形相雄大、製作優秀にして模古の風を存する鐮倉時代の作である。