西林寺
西林寺[新義眞言宗豐山派]
昭和初期のガイド文
伊予鉄道電気久米の南3km、久米村高井にあります。四国遍路第四十八番札所で本尊十一面観音像を安置します。寺の付近高井集落一帯は、この地方で俗にていれぎと呼ぶ水たがらしの産地です。ていれぎは沼池に自生する20cm大の水草で、2月頃白色で米粒状の小花をつけ、その葉は香辛料として用いられます。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 西林寺
- かな
- さいりんじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 愛媛県松山市高井町1007
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
伊豫鐵道電氣久米の南三粁、久米村高井にある。四國遍路第四十八番札所で本尊十一面觀音像を安置する。寺の附近高井部落一帶は、この地方で俗にていれぎと呼ぶ水たがらしの產地である。ていれぎは沼池に自生する五六寸大の水草で、二月頃白色米粒狀小花をつけ、その葉は香辛料として用ゐられる。