東雲神社
東雲神社[縣社]
昭和初期のガイド文
松山城の東端長者ヶ丘にあり、藩祖久松定勝ならびに久松定通を祀ります。数百段の石段を登れば神域で桜が多く社殿および能舞台などがあります。能舞台では毎年春と秋に能楽の催しがあります。社宝の国弘作の銘のある短刀は国宝でほかに能装束もあります。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 東雲神社
- かな
- しののめじんじゃ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 愛媛県松山市丸之内73-1
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
城の東端長者ケ丘にあり、藩祖久松定勝竝に久松定通を祀る。數百階の石段を登れば神域で櫻樹多く社殿及能舞臺などがある。能舞臺では每年春秋二季に能樂の催しがある。社寶の國弘作の銘ある短刀は國寶で他に能裝束もある。