高島のビロウ自生地

高島の蒲葵自生地[指定天然記念物]

昭和初期のガイド文

北浦村宮の浦から東約0.5kmにあり、周廻約4km、高さ50m、全島に雑樹が鬱蒼として繁り、ビロウがその間に点在し、高さ4m以下の稚樹百数十株を数えます。この島のビロウは自生北限地帯として学術上有益なものです。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
高島のビロウ自生地
かな
たかしまのびろうじせいち
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
宮崎県延岡市北浦町宮野浦
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

同北浦村宮の浦から東約半粁にあり、周廻約四粁、高さ五〇米、全島雜樹鬱蒼として繁り、蒲葵その閒に點在し、高さ四米以下の稚樹百數十株を數へる。本島の蒲葵は自生北限地帶として學術上有益なものである。

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