古江のキンモクセイ
古江の金木犀[指定天然記念物]
昭和初期のガイド文
市棚駅の東南約24km、北浦村古江にあり、延岡の東北東海から汽船の便があります。海岸における平坦地、河野氏の宅地内にあり、目通周囲約1.6m、高さ約18m、発育なお旺盛、開花の頃には芳香ふくいくとして付近数里に薫るといいます。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 古江のキンモクセイ
- かな
- ふるえのきんもくせい
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 宮崎県延岡市
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
市棚驛の東南約二四粁、北浦村古江にあり、延岡の東北東海より汽船の便がある。海岸に於ける平坦地河野氏の宅地內にあり、目通周圍約一米六、高さ約一八米、發育尙旺盛、開花の候には芳香馥郁として附近數里に薰ると云ふ。