浄ノ池

淨ノ池
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

伊東大川橋の南0.5km、もと浄円寺の境内だったところにあり、約35m²の小池で、そのなかには微温の湯をたたえ、毒魚、ユゴイ、ジンナラ、ジャウナギなど珍しいの魚が棲息し、これらは天然記念物として指定されています。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
浄ノ池
かな
じょうのいけ
種別
見所・観光
状態
現存しない
備考
池は埋められ、現在は「横山医院」の敷地となっています。

日本案内記原文

伊東大川橋の南半粁、もと淨圓寺の境內であつた處にあり、約三五平方米の小池で、その中には微溫の湯を湛へ、中に毒魚、ゆごい、じんなら、じやうなぎなど珍奇の魚屬を產し、これらは天然記念物として指定されて居る。

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