諏訪山公園
諏訪山公園
昭和初期のガイド文
市電下山手四丁目下車、北0.5km、もと前山と呼ばれた諏訪山を拓いて、公園としたものです。海抜160mの小丘陵ですが、市街を俯瞰するのに最適な場所で、神戸港に出入する大船巨舶を指呼し、市街を一望することができます。園内、丘の頂上平地に海軍営碑および金星測量標があり、全山ツツジが多く、花の季節には紅に燃えるような風景があります。また山の南麓断崖下に諏訪山鉱泉があります。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 諏訪山公園
- かな
- すわやまこうえん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 兵庫県神戸市中央区諏訪山町1
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
市電下山手四丁目下車、北半粁、もと前山と稱した諏訪山を拓いて、公園としたものである。海拔一六〇米の小丘陵であるが、市街を俯瞰する最適の場所で、神戶港に出入する大船巨舶を指呼しつゝ市街を大觀される。園內、丘の頂上平地に海軍營碑及金星測量標あり、全山躑躅少からず、花期は紅に燃ゆる。また山の南麓斷崖下に諏訪山鑛泉がある。