唐琴海岸

唐琴の浦
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

琴浦町引網にあり、味野町駅および宇野駅から自動車の便があります。白砂青松の地にして、夏は海水浴の客で賑わいます。丘陵上に天満宮を祀り、境内に名木八房の梅があります。この地は菅公左遷の時滞在されたところだといいます。東にそびえる王子ヶ岳は奇岩怪石あり、敷千株の桜樹があります。

※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行

令和に見に行くなら

名称
唐琴海岸
かな
からことかいがん
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
岡山県倉敷市児島唐琴町
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

琴浦町引網にあり、味野町驛及宇野驛から自動車の便がある。白砂靑松の地にして、夏は海水浴の客で賑ふ。丘陵上に天滿宮を祀り、境內に名木八房の梅がある。この地は菅公左遷の時滯在せられた所だと云ふ。東方に聳ゆる王子ケ嶽は奇岩怪石あり、敷千株の櫻樹がある。

児島・宇野のみどころ