藤の森
藤の森
昭和初期のガイド文
誕生院の東800m弱、字石木津にあります。蟠竜のような一本のフジの大樹が1,800年前の名残を留めています。古来石祠を建て日本武尊を追崇奉祀した地で、藤の森と称したといいます。藤津郡の名はこの藤の森から起ったものと伝わっています。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 藤の森
- かな
- ふじのもり
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存しない
- 備考
- 詳細位置が不明です。
日本案内記原文
誕生院の東八〇〇米弱、字石木津にある。蟠龍の如き一本の藤の大樹が一千八百年前の名殘を留めて居る。古來石祠を建て日本武尊を追崇奉祀した地で、藤の森と稱したと云ふ。藤津郡の名はこの藤の森から起つたものと傳へて居る。