健福寺

健福寺

昭和初期のガイド文

[真言宗御室派] 佐賀駅の北約10km、佐賀電気軌道惣座の西約2km、佐賀郡川上村大願寺にあります。和銅年間(奈良時代、708年~715年)に創建されたと伝わる古刹です。寺宝の鐘はかつて山洪の影響で佐賀に流され、龍泰寺に保管され藩主の時報として利用されていましたが、後に健福寺へ戻されました。この鐘は高さ約70cm、建久7年(鎌倉時代、1196年)11月の銘文が記されており、国宝に指定されています。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
健福寺
かな
けんぷくじ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
佐賀県佐賀市大和町大字川上3881
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

[眞言宗御室派] 驛の北約一〇粁、佐賀電氣軌道惣座の西二粁、佐賀郡川上村大願寺にある。和銅年間の創建と傳へる古寺で、寺寶の鐘は曾て山嘯のため佐賀に流失して同地の龍泰寺に留まつて藩侯時報の用に供せられたが、後當寺に復歸したもので、高さ二尺三寸餘、建久七年十一月の銘文があり、國寶に指定されて居る。

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