鍋島閑叟公銅像園

鍋島閑叟公銅像園
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

松原神社の神苑に隣接する銅像園です。この場所は、かつて旧藩校「弘道館」があった場所で、明治41年(1908年)に旧藩士や市民が協力して、旧藩主である鍋島直正公(閑叟)の銅像を建立しました。また、その隣には直正公の側近であった古川松根翁の銅像も建てられています。周辺一帯は公園として整備されており、園内には佐賀図書館もあります。弘道館は日本三大弘道館の一つで、天明2年(江戸時代、1782年)に鍋島治茂公が設立しました。明治4年(1871年)に廃校となりましたが、副島種臣、大隈重信、江藤新平、大木喬任、佐野常民など、数多くの偉人を輩出した学び舎です。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
鍋島閑叟公銅像園
かな
なべしまかんそうこうどうぞうえん
種別
見所・観光
状態
現存しない
備考
現在ある徴古館の周辺が銅像園でした。戦時中に銅像が供出され、銅像園としての景観はなくなっています。

日本案内記原文

松原神社神苑の隣にある。舊藩學校弘道館の遺跡にして、明治四十一年舊藩士民相謀りて舊藩主鍋島直正(閑叟)の銅像を建設し、左側に公の近侍であつた古川松根翁の銅像を置いた。附近一帶は公園で、內に佐賀圖書館がある。弘道館は日本三弘道館の一で、天明二年鍋島治茂の設立にかゝり、明治四年廢校になつたが、副島種臣、大隈重信、江藤新平、大木喬任、佐野常民その他幾多の偉人を教養したところである。

佐賀のみどころ