石井閘(石井樋)
石井閘
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
石井閘は佐賀駅の北約7km、春日村尼寺にあります。この施設は元和年間(江戸時代初期、1615年~1624年)、成富兵庫茂安が佐賀市の水利を図るために築いたものです。「象の鼻」や「天狗の鼻」といった仕掛けを設け、水流を迂回・旋回させて閘門に導く仕組みが特徴です。以降、長い年月にわたり市民はその恩恵を受けています。現地には水利事業の功績を称える碑があり、毎年「兵庫祭」が開催されています。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 石井閘(石井樋)
- かな
- いしいこう(いしいび)
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 状態違うが見学可
- 備考
- 役割を終え、一時荒廃していましたが、現在は復元した姿が見られます。
- 住所
- 佐賀県佐賀市嘉瀬川
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の北約七粁、春日村尼寺にある。元和年間成富兵庫茂安佐賀市の水利を圖るため、象の鼻、天狗の鼻等の奇巧を設け、水流を迂回旋轉せしめて閘門に注がしめ、爾來幾百年市民その恩惠に浴して居る。同所に氏の水功の碑があり、每年兵庫祭が執行される。