万部島

萬部島
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

佐賀駅の南約1.5km、市内水ヶ江町に位置します。ここは藩主継承の際、天台宗の僧侶を集めて国家安泰と武運長久を祈願し、法華経1万部を読誦して地中に埋め、その上に碑を建てた場所です。龍造寺家兼から鍋島直大に至るまで、11基の碑が残されています。また、江藤新平や島義勇らを記念するために建立された「明治7年戦死諸君之碑」もあります。かつてこの地は清浄な孤島として立ち入りが禁じられていました。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
万部島
かな
まんぶじま
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
佐賀県佐賀市水ヶ江1-7
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

驛の南約一粁半、市內水ヶ江町にある。藩主相續の折、國內の天台宗の僧侶を集め、國家安泰武運長久の祈禱の爲、法華經一萬部を讀誦せしめ、地下に埋めて上に碑を建てたところである。龍造寺家兼以來鍋島直大に至るまで、十一基の碑があり、また江藤新平、島義勇以下を記念する爲に建てた「明治七年戰死諸君之碑」がある。昔時は清淨なる孤島として、立入を禁止してあつた。

佐賀のみどころ