名島の檣石
名島の檣石[指定天然記念物]
昭和初期のガイド文
多々良村名島字城山、名島神社境内にあります。海浜に横たわった珪化木で、連なった9個の円柱形石片からなり、第三紀のかし属の木が化石となったものです。伝説によれば、神功皇后征韓の際に使用された帆柱の化石だといいます。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 名島の檣石
- かな
- なじまのほばしらいし
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 福岡県福岡市東区名島1 名島神社内
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
同多々良村名島字城山名島神社境內にある。海濱に橫はれる珪化木で、相連續せる九個の圓柱形石片より成り、第三紀のかし屬の材の化石せるものである。傳說によれば、神功皇后征韓の際に使用された帆柱の化石したものだと云ふ。