海の中道

海中道
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

香椎駅乗換、博多湾鉄道西戸崎駅下車、博多湾の東北に伸びる半島で自然の防波堤となっていて、長さ約12km、道切と呼ばれる海峡で志賀島と隔たれ、干潮時には繋がります。承応~明暦年中(1652~1658年)黒田氏の家臣加藤鉄身が松をこの地に植え、現在は遠望絶佳にして博多湾にいっそうの風光を添えています。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
海の中道
かな
うみのなかみち
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
福岡県福岡市東区
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

香椎驛乘換、博多灣鐵道西戶崎驛下車、博多灣の東北を限る半島にして自然の防波堤をなし、長さ約一二粁、道切と稱する海峽によつて志賀島と隔り、干潮時には相連絡する。承應明曆年中黑田氏の臣加藤鐵身松をこの地に植ゑ、現時遠望絕佳にして博多灣に一層の風光を添へて居る。

香椎・箱崎のみどころ