志賀海神社

志賀海神社[官幣小社]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

志賀島の東南岸にあり、お志賀様と呼ばれ、底津綿津見神、中津綿津見神、上津綿津見神を祭神とし、式内の名神大社で、神功皇后の新羅征伐の時に三神御船の舵を守り、海上の風難を避けてくれたとして、皇后御凱旋の後に阿曇連に鎮め祭らせたと伝わります。社宝の鐘は鍍金を施した朝鮮鐘式のもので高麗時代の製作になるもので国宝に指定されています。例祭は9月9日。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
志賀海神社
かな
しかうみじんじゃ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
福岡県福岡市東区志賀島
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

志賀島の東南岸にあり、お志賀樣と稱せられ、底津綿津見神、中津綿津見神、上津綿津見神を祭神とし、式內の名神大社で、神功皇后新羅征伐の時三神御船の舵を守り、海上の風難をなからしめ給ひ、皇后御凱旋の後阿曇連をして鎭め祭らしめ給うたと傳へる。社寶の鐘は鍍金を施した朝鮮鐘式のもので高麗時代の製作にかゝり國寶に指定されて居る。例祭九月九日。

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