福岡飛行場

福岡飛行場
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

多々良村名島字城山(東経130度26分、北緯33度39分)にあり、箱崎駅から自動車の便があります。国の経営する公共用水上飛行場で、福岡湾東寄り水面一帯を滑走区域とし、信号柱、起重機、飛行機計量機、羅針盤、修正台、簡易な滑走台、舟溜などを有し、滑走台は幅12m、傾斜6分の1、舟溜は面積130m²です。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
福岡飛行場
かな
ふくおかひこうじょう
種別
見所・観光
状態
現存しない
備考
昭和9年(1934年)に閉鎖されました。跡地は埋め立てられ住宅地となっています。碑が立っています。

日本案内記原文

同多々良村名島字城山(東經一三〇度二六分、北緯三三度三九分)にあり、箱崎驛から自動車の便がある。國の經營する公共用水上飛行場で、福岡灣東寄り水面一帶を滑走區域とし、信號柱、起重機、飛行機計量機、羅針盤、修正臺、簡易なる滑走臺、舟溜等を有し、滑走臺は幅一二米、傾斜六分の一、舟溜は面積二三〇方米である。

香椎・箱崎のみどころ