名島
名島
昭和初期のガイド文
箱崎駅の北約3.3km、粕屋郡多々良村にあり、博多湾鉄道を利用するなら名島下車、多々良川の右岸に位置し、福岡湾に沿っています。神功皇后征韓の後、従駕の軍兵に各自署名させたことからこの名があるといいます。小早川隆景の名島城跡、弁財天の堂宇、帆柱石、国立の飛行場等があり、岸頭からの眺望がよいところです。
※底本：『日本案内記 九州篇（六版）』昭和13年（1938年）発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 名島
- かな
- なじま
- 種別
見所・観光- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 福岡県福岡市東区名島
- 参照
- 参考サイト（外部リンク）
日本案内記原文
箱崎驛の北約三粁三、粕屋郡多々良村にあり、博多灣鐵道によれば名島下車、多々良川の右岸に位し、福岡灣に沿うて居る。神功皇后征韓の後、從駕の軍兵をして各自署名せしめられたのでこの稱があると云ふ。小早川隆景の名島城址、辨財天の堂宇、帆柱石、國立の飛行場等があり、岸頭よりの眺望がよい。