雑喉場魚市場

雜喉場魚市場
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

市電茂左衛門橋下車、江戸堀下通にあります。天満青物市場とともにその名は知られ、毎日午前4時から11時まで開市され、1年の取引高は約2,000万円です。起原は豊臣時代にあり、場所は何度か変わっています。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
雑喉場魚市場
かな
ざこばうおいちば
種別
見所・観光
状態
現存しない
備考
昭和6年(1931年)大阪中央卸売市場が成立し廃止となりました。江之子島公園のあたりで、碑が立っています。

日本案内記原文

市電茂左衞門橋下車、江戶堀下通にあり。天滿靑物市場と共にその名著れ、每日午前四時から十一時まで開市され、一年の取引高約二千萬圓である。起原は豐臣時代にあつて、場所は幾度か變遷して居る。

大阪市西部のみどころ