阿弥陀池

阿彌陀池
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

市電阿弥陀池下車、北堀江上通四丁目にあります。池畔に浄土宗別格寺、蓮池山智善院和光寺があり、信州善光寺の末寺です。江戸時代中期の元禄7年(1694年)四天王寺で善光寺の開帳が行われて善光寺講が起こり、同11年(1698年)堀江川開鑿、新田が作られるにおよんで創建されました。本尊は阿弥陀仏です。境内の阿弥陀池は俗に善光寺如来の出現地であるといわれ、池中の小島に放光閣が建っています。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
阿弥陀池
かな
あみだいけ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
大阪府大阪市西区北堀江3-7-27
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

市電阿彌陀池下車、北堀江上通四丁目にあり。池畔に淨土宗別格寺、蓮池山智善院和光寺があり、信州善光寺末である。元祿七年四天王寺で善光寺の開帳が行はれて善光寺講が起り、同十一年堀江川開鑿、新田が成るに及んで創建された。本尊は阿彌陀佛である。境內の阿彌陀池は俗に善光寺如來の出現地であると云はれ、池中の小島に放光閣が建つて居る。

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