借宿廃寺跡
借宿廢寺址
昭和初期のガイド文
白河駅の東8km、五箇村借宿西南端の台地上にあり、小堂の付近に土壇があり、2~3の礎石が遺存し、夥しく古瓦の残片が散乱しています。古瓦の紋様や礎石などによって奈良時代頃に営まれた寺院の跡であることが察されます。
※底本:『日本案内記 東北篇(初版)』昭和4年(1929年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 借宿廃寺跡
- かな
- かりやどはいじあと
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 福島県白河市借宿株木28
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
白河驛の東八粁、五箇村借宿西南端の臺地上にあり、小堂の附近に土壇があり、二三の礎石が遺存し、夥しく古瓦の殘片が散亂して居る。古瓦の紋樣や礎石などによつて奈良時代頃に營まれた寺院の址であることが察せられる。