境の明神
境明神社
昭和初期のガイド文
白坂駅の南約4km、白坂村明神にあります。陸羽街道に南面し、古の下野、陸奥の国境の両側に相並んで祀られているので境明神と称し、南は下野の人、北は陸奥の人が祭ったもので、両社を合わせて二所明神と呼んでいます。江戸時代には奥羽越三国の諸大名が江戸往還の途上で必ず参拝したものです。
※底本:『日本案内記 東北篇(初版)』昭和4年(1929年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 境の明神
- かな
- さかいのみょうじん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 福島県白河市白坂明神90-1
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
白坂驛の南約四粁、白坂村明神にある、陸羽街道に南面し、古の下野、陸奧の國境の兩側に相竝んで祀られて居るので境明神と稱し、南は下野の人、北は陸奧の人が祭つたもので、兩社を合して二所明神と稱へて居る。江戶時代には奧羽越三國の諸大名が江戶往還の途次に必ず參拜したものである。