狗留孫峡
狗留孫峽
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
飯野駅の北4kmあまり、西諸県郡飯野村にあり、川内川の上流狗留孫川の峡谷、おおよそ12kmを称します。主として中生層からなり、流水の侵食作用によって形成され、奇岩断崖その形状の多様なことで妙義、耶馬と似た構成ながら異趣、特有の出水美を展開します。
※底本：『日本案内記 九州篇（六版）』昭和13年（1938年）発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 狗留孫峡
- かな
- くるそんきょう
- 種別
見所・観光- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 宮崎県えびの市大河平
- 参照
- 参考サイト（外部リンク）
日本案内記原文
飯野驛の北四粁餘、西諸縣郡飯野村にあり、川內川の上流狗留孫川の峽谷、凡そ一二粁を稱する。主として中生層より成り、流水の侵食作用に依つて形成され、奇岩斷崖その形狀の多樣なること妙義、耶馬と同工にして異趣、特有の出水美を展開する。