鰻温泉

鰻溫泉
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

鰻池の東北岸にあり、一帯の地熱湯が噴出、白煙濛々と立ち昇っています。温泉は硫化水素泉で皮膚病、リウマチ、腺病、婦人病、花柳病などに効くといいます。西郷南洲が明治7年(1874年)桂冠の後来浴中、江藤新平が隠密に来訪した家も残っています。

※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行

令和に見に行くなら

名称
鰻温泉
かな
うなぎおんせん
種別
温泉
状態
現存し見学できる
住所
鹿児島県指宿市山川成川
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

鰻池の東北岸にあり、一帶の地熱湯噴出、白煙濛々と立ち昇つて居る。溫泉は硫化水素泉で皮膚病、リウマチス、腺病、婦人病、花柳病などに效くと云ふ。西鄕南洲が明治七年桂冠の後來浴中、江藤新平竊に來訪した家も殘つて居る。

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