沖ノ島
沖の島
昭和初期のガイド文
赤間駅の西北約9kmにある神湊町の北約89km、宗像郡大島村に属する玄界灘の一小島で、周囲約4km、内部は海抜243mにおよびます。官幣大社宗像神社奥津宮鎮座の地にして、指定の原始林、一等灯台等もあり、近海は日露戦役の日本海大海戦によって名高いところです。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 沖ノ島
- かな
- おきのしま
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存するが非公開
- 備考
- 古くは女人禁制、祭礼の際に少数の男性のみ上陸できた島ですが、近年は世界遺産となったためいっそう上陸が難しい島となりました
日本案内記原文
赤閒驛の西北約九粁にある神湊町の北約八九粁、宗像郡大島村に屬する玄界灘の一小島で、周廻約四粁、內部は海拔二四三米に及ぶ。官幣大社宗像神社奧津宮鎭座の地にして、指定の原始林、一等燈臺等もあり、近海は日露戰役の日本海大海戰によつて名高い。