新見温泉

新見溫泉
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

蘭越駅の北約11km、尻別川の支流目国内川に臨んだ高地にあり、自動車の便があります。鬱蒼とした原始林に囲まれた静寂な場所で、目国内岳、チセヌプリなど優秀なスキー場が近くにあるので、冬期はスキー客で賑わいます。温泉は含鉄泉と塩類泉とあり、神経痛、リウマチ、胃腸病などに効くといいます。旅館は新見温泉旅館。

※底本:『日本案内記 北海道篇(五版)』昭和11年(1936年)発行

令和に見に行くなら

名称
新見温泉
かな
にいみおんせん
種別
温泉
状態
現存しない
備考
2軒あった宿がいずれも平成28年(2016年)に廃業しています。

日本案内記原文

蘭越驛の北約一一粁、尻別川の支流目國內川に臨んだ高地にあり、自動車の便がある。蓊鬱たる原始林を繞らした靜寂境で、目國內嶽、チセヌプリなど優秀なるスキー場が近くにあるので、冬期はスキー客で賑ふ。溫泉は含鐵泉と鹽類泉とあり、神經痛、リウマチス、胃腸病などに效くと云ふ。旅館 新見溫泉旅館。

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