西宮砲台
西宮砲臺[指定史蹟]
昭和初期のガイド文
阪神電鉄香櫨園の南約1km、西宮市西波戸の海岸にあります。3層の石造円堡で和田岬砲台とほとんど同一の構造で、高さ約12m、直径約17m、2層目の側面に方形の窓12個あり、塔内から大砲の筒口を四方に向ける装置でした。勝海舟の建議により、江戸時代末期の文久3年(1863年)起工し慶応初年(1865年)竣工しましたが、明治17年(1884年)火災に遭って木部構造を損焼しました。砲台の外周を巡らした土塁は、海岸に面した部分が破壊されています。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 西宮砲台
- かな
- にしのみやほうだい
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 兵庫県西宮市西波止町1-14
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
阪神電鐵香櫨園の南約一粁、西宮市西波戶の海岸にある。三層の石造圓堡で和田岬砲臺と殆ど同一構造で、高さ約一二米、徑約一七米、二層目の側面に方形の窓十二個あり、塔內から大砲の筒口を四方に向ける裝置であつた。勝海舟の建議により、文久三年起工し慶應初年竣工したが、明治十七年火災に罹りて木部構造を損燒した。砲臺の外周を繞らした土壘は、海岸に面した部分が破壞されて居る。