造幣局

造幣局
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

市電天満橋北詰下車、新川崎町にあります。大蔵大臣の管理に属し、貨幣の製造、旧貨幣の鋳潰、章牌記章、極印の製造、地金銀の精製、分析、合金の製造、貴金属製品の品位証明および諸鉱物の試験を行っています。創業は明治4年(1871年)4月。北隣の泉布観はもと造幣局の応接所でしたが、明治5年(1872年)6月明治天皇の行在所となり、現在の呼称を賜りました。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
造幣局
かな
ぞうへいきょく
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
大阪府大阪市北区天満1-1-79
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

市電天滿橋北詰下車、新川崎町にあり。大藏大臣の管理に屬し、貨幣の製造、舊貨幣の鑄潰、章牌記章、極印の製造、地金銀の精製、分析、合金の製造、貴金屬製品の品位證明及諸鑛物の試驗を掌る。創業は明治四年四月。北鄰の泉布觀はもと造幣局の應接所であつたが、明治五年六月明治天皇の行在所となり、現稱を賜はつた。

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