明治神宮宝物殿
寶物殿
昭和初期のガイド文
社殿の後方にあり、校倉式を模した鉄筋コンクリートの建築で、総建坪約1,800m²(550坪)を有し、明治天皇および昭憲皇太后の御遺物が陳列されています。主なものを次に示します。
- 御常用御机 一脚
- 御椅子 一脚
- 皇朝史略 一部 明治6~7年頃侍講の福羽美静が講義に使用したもの
- 鋼製二宮金次郎置物 一個 時々表御座所に飾られていたもの
- 御正服 一着 明治6年制定のもの
- 六頭曳儀装車 附属品一式 明治22年憲法発布式の節御乗用
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 明治神宮宝物殿
- かな
- めいじじんぐうほうもつでん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 東京都渋谷区代々木神園町1-1 明治神宮内
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
社殿の後方にあり、校倉式を模した鐵筋コンクリートの建築で、總建坪約一八アール(五五〇坪)を有し、明治天皇及昭憲皇太后の御遺物が陳列されて居る。次に示すはその主なるものである。
- 一 御常用御机 一脚
- 一 御椅子 一脚
- 一 皇朝史略 一部 明治六、七年頃侍講福羽美靜の時々進講せしもの
- 一 鋼製二宮金次郞置物 一個 時々表御座所に御飾り遊ばされたるもの
- 一 御正服 一着 明治六年制定のもの
- 一 六頭曳儀裝車 付屬品一式 明治二十二年憲法發布式の節御乘用