聖徳記念絵画館

聖德記念繪畫館
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

鉄筋コンクリート花崗岩表装、近世式の大建築です。

明治天皇および昭憲皇太后の御事蹟を現した絵画を陳列するために建設されたものです。御事蹟のなかから画題80を選び、日本画、西洋画各40題を、現代一流の画家に描かせることになっています。絵画は日本画を左翼の2室に、西洋画を右翼の2室に配置し、画題によりそれぞれ掲げる壁面が定められています。昭和3年(1928年)末までに掲げられたものは日本画8枚、西洋画21枚です。今その画題全部を示します。

第1号より第40号までは日本画で、第41号以下は西洋画です。(○印は完成しているもの)

  • 1 御降誕(嘉永5年)
  • 2 御深曽木(万延元年)
  • 3 立親王宣下(万延元年)
  • 4 践祚(慶応3年)
  • 5 大政奉還(同年)
  • 6 王政復古(同年)
  • 7 伏見鳥羽戦(明治元年)
  • ○8 御元服(同年)
  • 9 二条城太政官代行幸(同年)
  • 10 大総督熾仁親王京都進発(同年)
  • 11 各国公使召見(同年)
  • ○12 五窓条御誓文(同年)
  • 13 江戸開城談判(同年)
  • 14 大阪行幸諸藩軍艦御覧(同年)
  • 15 即位礼(同年)
  • 16 農民収穫御覧(同年)
  • 17 東京御著輩(同年)
  • 18 皇后冊立(同年)
  • 19 神宮親謁(同年)
  • 20 廃藩置県(明治4年)
  • 21 岩倉大使欧米派遣(同年)
  • 22 大嘗祭(同年)
  • ○23 中国西国巡幸長崎御入港(明治5年)
  • 24 中国西国巡幸鹿児島著御(同年)
  • ○25 琉球藩設置(同年)
  • 26 京浜鉄道開業式行幸(同年)
  • 27 習志野之原演習行幸(明治6年)
  • 28 富岡製糸場行啓(同年)
  • ○29 御練兵(明治7年)
  • 30 侍講進講(明治8年)
  • 31 徳川邸行幸(同年)
  • ○32 皇后宮田植御覧(同年)
  • ○33 地方官会議臨御(同年)
  • 34 女子師範学校行啓(同年)
  • 35 奥羽巡幸馬匹御覧(明治9年)
  • 36 畝傍陵親謁(明治10年)
  • ○37 西南役熊本籠城(同年)
  • 38 内国勧業博覧会行幸啓(同年)
  • 39 竜楽御覚(明治11年)
  • 40 初雁の御歌(同年)
  • 41 グランド将軍と御対話(明治12年)
  • ○42 北海道巡幸屯田兵御覧(明治14年)
  • ○43 山形秋田巡幸鉱山御覧(同年)
  • ○44 兌換制度御治定(同年)
  • ○45 軍人勅諭下賜(明治15年)
  • 46 条約改正会議(同年)
  • ○47 岩倉邸行幸(明治16年)
  • ○48 華族女学校行啓(明治18年)
  • ○49 東京慈恵医院行啓(明治20年)
  • ○50 枢密院憲法会議(明治21年)
  • 51 憲法発布式(明治22年)
  • ○52 憲法発布観兵式行幸啓(同年)
  • ○53 歌御会始(明治23年)
  • 54 陸海軍大演習御統監(同年)
  • ○55 教育勅語下賜(同年)
  • ○56 帝国議会開院式臨御(同年)
  • ○57 大婚25年祝典(明治27年)
  • 58 日清役平壌戦(同年)
  • 59 日清役黄海海戦(同年)
  • 60 広島大本営軍務親裁(同年)
  • ○61 広島予備病院行啓(明治28年)
  • 62 下関講和談判(同年)
  • ○63 台湾鎮定(同年)
  • 64 靖国神社行幸(同年)
  • 65 振天府(明治30年)
  • 66 日英同盟(明治35年)
  • 67 赤十字社総会行啓(同年)
  • 68 対露宣戦御前会議(明治37年)
  • ○69 日露役旅順開城(明治38年)
  • ○70 日露役奉天戦(同年)
  • ○71 日露役日本海海戦(同年)
  • 72 ポーツマス講和談判(同年)
  • ○73 凱旋観艦式(同年)
  • 74 凱旋親兵式(明治39年)
  • 75 樺太国境割定(同39年)
  • 76 観菊会(明治42年)
  • ○77 日韓合邦(明治43年)
  • 78 東京帝国大学行孝(明治45年)
  • ○79 不予(同年)
  • 80 大葬(大正元年)
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
聖徳記念絵画館
かな
せいとくきねんかいがかん
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
東京都新宿区霞ヶ丘町1-1
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

鐵筋コンクリート花崗岩表裝、近世式の大建築である。

明治天皇及昭憲皇太后の御事蹟を現はした繪畫を陳列するために建設されたのである。卽ち御事蹟中より畫題八十を選び、日本畫、西洋畫各四十題を、現代一流の畫家に描かしむることになつて居る。繪畫は日本畫を左翼の二室に、西洋畫を右翼の二室に配置し、畫題によりそれぞれ揭げらるべき壁面が定められて居る。昭和三年末までに揭げられたものは日本畫八枚、西洋畫二十一枚である。今その畫題全部を示す。

第一號より第四十號までは日本畫で、第四十一號以下は西洋畫である。(○印は出來のもの)

  • 一 御降誕(嘉永五年)
  • 二 御深曾木(萬延元年)
  • 三 立親王宣下(萬延元年)
  • 四 踐祚(慶應三年)
  • 五 大政奉還(同年)
  • 六 王政復古(同年)
  • 七 伏見鳥羽戰(明治元年)
  • ○八 御元服(同年)
  • 九 二條城太政官代行幸(同年)
  • 一〇 大總督熾仁親王京都進發(同年)
  • 一一 各國公使召見(同年)
  • ○一二 五窗條御誓文(同年)
  • 一三 江戶開城談判(同年)
  • 一四 大阪行幸諸藩軍艦御覽(同年)
  • 一五 卽位禮(同年)
  • 一六 農民收穫御覽(同年)
  • 一七 東京御著輩(同年)
  • 一八 皇后册立(同年)
  • 一九 神宮親謁(同年)
  • 二〇 廢藩置縣(明治四年)
  • 二一 岩倉大使歐米派遣(同年)
  • 二二 大嘗祭(同年)
  • ○二三 中國西國巡幸長崎御入港(明治五年)
  • 二四 中國西國巡幸鹿兒島著御(同年)
  • ○二五 琉球藩設置(同年)
  • 二六 京濱鐵道開業式行幸(同年)
  • 二七 習志野之原演習行幸(明治六年)
  • 二八 富岡製絲場行啓(同年)
  • ○二九 御練兵(明治七年)
  • 三〇 侍講進講(明治八年)
  • 三一 德川邸行幸(同年)
  • ○三二 皇后宮田植御覽(同年)
  • ○三三 地方官會議臨御(同年)
  • 三四 女子師範學校行啓(同年)
  • 三五 奧羽巡幸馬匹御覽(明治九年)
  • 三六 畝傍陵親謁(明治十年)
  • ○三七 西南役熊本籠城(同年)
  • 三八 內國勸業博覽會行幸啓(同年)
  • 三九 龍樂御覺(明治十一年)
  • 四〇 初雁の御歌(同年)
  • 四一 グランド將軍と御對話(明治十二年)
  • ○四二 北海道巡幸屯田兵御覽(明治十四年)
  • ○四三 山形秋田巡幸鑛山御覽(同年)
  • ○四四 兌換制度御治定(同年)
  • ○四五 軍人敕諭下賜(明治十五年)
  • 四六 條約改正會議(同年)
  • ○四七 岩倉邸行幸(明治十六年)
  • ○四八 華族女學校行啓(明治十八年)
  • ○四九 東京慈惠醫院行啓(明治二十年)
  • ○五〇 樞密院憲法會議(明治二十一年)
  • 五一 憲法發布式(明治二十二年)
  • ○五二 憲法發布觀兵式行幸啓(同年)
  • ○五三 歌御會始(明治二十三年)
  • 五四 陸海軍大演習御統監(同年)
  • ○五五 敎育敕語下賜(同年)
  • ○五六 帝國議會開院式臨御(同年)
  • ○五七 大婚二十五年祝典(明治二十七年)
  • 五八 日淸役平壤戰(同年)
  • 五九 日淸役黃海海戰(同年)
  • 六〇 廣島大本營軍務親裁(同年)
  • ○六一 廣島豫備病院行啓(明治二十八年)
  • 六二 下關講和談判(同年)
  • ○六三 臺灣鎭定(同年)
  • 六四 靖國神社行幸(同年)
  • 六五 振天府(明治三十年)
  • 六六 日英同盟(明治三十五年)
  • 六七 赤十字社總會行啓(同年)
  • 六八 對露宣戰御前會議(明治三十七年)
  • ○六九 日露役旅順開城(明治三十八年)
  • ○七〇 日露役奉天戰(同年)
  • ○七一 日露役日本海海戰(同年)
  • 七二 ポーツマス講和談判(同年)
  • ○七三 凱旋觀艦式(同年)
  • 七四 凱旋親兵式(明治三十九年)
  • 七五 樺太國境割定(同三十九年)
  • 七六 觀菊會(明治四十二年)
  • ○七七 日韓合邦(明治四十三年)
  • 七八 東京帝國大學行孝(明治四十五年)
  • ○七九 不豫(同年)
  • 八〇 大葬(大正元年)

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