御釜神社

御釜神社
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

塩釜駅の西北0.5km、釜前町にあります。塩竈神社の摂社で、玉垣内に海水をたたえた鉄製の大釜が4個あります。口径いずれも約1m、往古塩土老翁が塩を煮るために使用したものと伝えています。毎年8月5日に、水替の神事があって、この水を取り替えます。

※底本:『日本案内記 東北篇(初版)』昭和4年(1929年)発行

令和に見に行くなら

名称
御釜神社
かな
おかまじんじゃ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
宮城県塩竈市本町6-1
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

驛の西北半粁、釜前町にある。鹽竈神社の攝社で、玉垣內に海水を湛へた鐵製の大釜が四個ある。口徑何れも約一米、往古鹽土老翁が鹽を煮るに使用したものと傳へて居る。每年八月五日に、水替の神事があつて、この水を取り替へる。

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