多賀城廃寺跡
多賀城廢寺址
昭和初期のガイド文
多賀城址の東南1km、上野にある丘陵の上にある小社の直前に塔跡があり、心礎を中心に17個の礎石が整然として並び、その西の鳥居の側に土壇が残り、礎石が十数個点在し、またその北に近く長方形の土壇にも礎石が残り、寺跡の付近には古瓦片が散在しています。多賀城鎮護のため造られた寺院の跡で史蹟に指定されています。
※底本:『日本案内記 東北篇(初版)』昭和4年(1929年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 多賀城廃寺跡
- かな
- たがじょうはいじあと
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 宮城県多賀城市高崎3-13-3
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
多賀城址の東南一粁、上野にある丘陵の上にある小社の直前に塔址があり、心礎を中心に十七個の礎石が整然として列び、その西方鳥居の側に土壇を存し、礎石十數個點在し、またその北に近く長方形の土壇にも礎石が殘り、寺址の附近には古瓦片が散在して居る。多賀城鎭護のため營まれた寺院の址で史蹟に指定されて居る。