浄土寺山公園
淨土寺山公園
昭和初期のガイド文
浄土寺の後山瑠璃峰はまた浄土寺山ともいい、瀬戸内海の風景を展望する景勝地であるので、先年国有林を開放して登山道路を開き、あちこちに東屋を設け、奇巌老松に桜楓を配し、浄土寺山公園と名づけられました。園内にはノミ跡が残る巨巌があって、豊太閤が大阪築城の石材をここから搬出したものと伝わります。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 浄土寺山公園
- かな
- じょうどじざんこうえん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 広島県尾道市尾崎町2-1
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
淨土寺の後山瑠璃峯はまた淨土寺山とも云ひ、瀨戶內海の風景を展望する勝地であるので、先年國有林を開放して登山道路を開き、諸處に四阿を設け、奇巖老松に櫻楓を配し、淨土寺山公園と名づけられた。園內には鑿跡を有する巨巖があつて、豐太閤大阪築城の石材をこゝから搬出したものと傳ふ。