光明寺
光明寺[淨土宗西山派]
昭和初期のガイド文
尾道駅の東北1km、市内土堂町にあります。平安時代の承和年中(834~848年)慈覚大師の草創になるものです。本尊千手観音立像は木造で俗に浪分観音と称し、後補が多いですが藤原時代の作で国宝に指定されています。境内に蟠竜松と名付けられた老松があります。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 光明寺
- かな
- こうみょうじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 広島県尾道市東土堂町2-8
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の東北一粁、市內土堂町にある。承和年中慈覺大師の草創にかゝる。本尊千手觀音立像は木造で俗に浪分觀音と稱し、後補が多いが藤原時代の作で國寶に指定されて居る。境內に蟠龍松と名付けられる老松がある。