北木島の花崗石
北木島の花崗石
昭和初期のガイド文
北木島は白石島の東南にあたり、慶応、明治の頃から採石に着手し、明治17~18年(1884~1885年)頃から隆盛となりました。石切場は約200を数え、採取年額100万円を超え、石質もよく彫刻に適します。旅順閉塞の時にも用いられ、桃山御陵、明治神宮、靖国神社の鳥居等にも使用されました。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 北木島の花崗石
- かな
- きたぎしまのかこうがん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 岡山県笠岡市北木島町
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
北木島は白石島の東南に當り、慶應、明治の交から採石に着手し、明治十七、八年頃から隆盛となつた。石切場は約二百を算し、採取年額百萬圓を超え、石質よく彫刻に適する。旅順閉塞の時にも用ゐられ、桃山御陵、明治神宮、靖國神社の鳥居等にも使用された。