カブトガニ繁殖地
かぶとがに蕃殖地[指定天然記念物]
昭和初期のガイド文
笠岡駅の西1km、金浦町にあり、カブトガニは日本本土では九州および瀬戸内海に分布し、金浦町の海浜はその産卵地として知られています。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- カブトガニ繁殖地
- かな
- かぶとがにはんしょくち
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存しない
- 備考
- 当時の指定地である金浦は埋め立てにより環境が変わり、後年もう少し南の神島水道が指定されました。カブトガニ博物館などもあります。ここでは当時の金浦にはないということで「現存しない」としておきます。
日本案内記原文
驛の西方一粁、金浦町にあり、かぶとがには我が本土では九州及瀨戶內海に達し、金浦町の海濱はその產卵地として知られて居る。